強い騎手の特徴を知る

強い騎手には共通点などあるのでしょうか?素人目で見ると騎手の良し悪しはまったく分からないですよね。ここでは競馬のプロに聞いた強い騎手の条件や共通点をあげてみます。

位置取りのセンス、取り方がうまい。
競馬は前につけてナンボのところがあります。後方だとどうしても展開に左右されますけど、前につけられると多少展開が向かなくても何とかなることがあります。岩田騎手が「好きな戦法は先行抜け出し」と常々言っているなどその代表ではないでしょうか。あと、ラジオNIKKEIのHPでのコメントでとにかく位置取りの話ばかりする酒井騎手も、ともかく位置取りへの意識が高いんだなと印象があり、やはり位置取りは騎手にとって重要なポイントになるようです。
コース取り
終始最内と終始大外では若干とはいえ実際に走る距離に差があるわけで、極力ロスなく運べる騎手はいいんじゃないかと思います。これは位置取りとも関係します。後方だとどうしても前が詰まって、外を回さざるを得ないことが多いですから。後方の場合は、バカの一つ覚えで外を回すのではなく、内をロスなく捌く騎手がセンスよく上手いと競馬のプロは感じているようです。
押し上げ
無理のない押し上げ、さらに細かく言うなら向正面から三角四角への入り。コーナーで押して押して直線を迎えるのではなく、自然にすうっと上がって満を持して追い出せるか。もちろん、馬がそれに応える力を持ってないといけないことではありますが、これが得意なのは武豊騎手だと競馬のプロが語ります。何かの番組で見たとき、押し上げは脚で挟んで云々と言ってたと記憶していますが、武豊騎手が押して押してってことってあまりないです。後方にいてもいつのまにか前に来ていた、しかも無理なく上がっていた、という巧さはいまだ健在だと思っています。ここ数年何やかや言われる武豊騎手ですが、あれができるうちはまだまだトップ騎手といってよいのではないでしょうか。

競馬関連リンク集

ページトップへ戻る