障害レースは見送る?
中央競馬では一日に一レースは障害レースがあるようです。障害レースはコース中に設置されたいくつかの障害物を越えて、いかに早くゴールに到達するかを競うレースです。その障害物には、竹柵、生籬〔いけがき〕、水濠、土塁等があります。障害コースというコースの特性上、落馬など時には馬が傷つくレースが他のコースと比べ起こりやすいと言えます。
落馬が多いので買わない方が良いと言う競馬プロ達の意見が多いが、本当のところどうなのでしょうか?そんなことを言って実は競馬のプロ達は障害レースで儲けていたりしないのでしょうか?
実際レースでの落馬率を見ると、やはり平地に比べて比べ物にならないぐらい高いです。一体、障害レースのメリットはどこにあるのでしょうか。落馬も多く馬が怪我しがちで配当率が平地より倍になる・・・と言うおいしいメリットが見当たりません。障害レースなのでその危険性にドキドキして楽しむ人はいるかもしれませんが、どうなのでしょうか。
競馬プロのデータでは人気馬と人気薄の勝率は大きく違うのに落馬する確率はそう変わらないと言います。平地競走では落馬が少ないので、「勝てるわけがない馬」には出番がそうそう回って来ないわけだが、障害レースで人気馬が落馬すれば、本来4着が精一杯のはずの馬が3着となって馬券の対象になってしまいます。また、本命馬に勇気を出して勝負したい人も、「落馬するかも知れない」と言う恐怖感はライバルの存在を減らしてくれる働きがあるかも知れません。
結局のところ障害レースはどうなのでしょうか。
競馬プロ達の意見では、障害は騎手も馬も平地競走ほど数がいないので、以外と情報は集め易く研究もしやすいということです。しかし、競馬初心者、中級者にとって障害レースはまだまだ馴染みの浅いものかもしれなく、情報収集や研究があまり好きではない人にとっては予想が難しいかもしれないとのことでした。競馬上級者にとっては集中して買いのレースで初心者~中級者はなるべく避けたほうがいいレースだと言えるようです。