枠順は意外にも重要

競走レースにはスタートの位置にレーン(枠)が設置されています。このスタートレーンの位置次第ではその後のレース結果に大きな影響を及ぼします。競馬に関してはこの前後のスタート位置の差はないのですが、18頭立てのレースなどになると、内枠と外枠の差は大きくなります。 ここではその枠順の有利不利、メリット・デメリットをおさえていきたいと思います。

内枠のメリット
内枠の最大のメリットには、第一にインコースをとりやすいことが挙げられるでしょう。インコースをとれるということは、それだけコーナーでも良いポジションを確保しやすいですし、なによりも外枠、アウトコースの馬に比べスタート~ゴール間の距離が一番近くなります。つまり最短距離でゴールまで駆け抜けることができるのです。
この内枠に一番適した脚質は逃げになると思われます。スタミナの心配される逃げ馬は、できるだけ最短距離でゴールに達したいからです。 また逃げ馬がこの内枠を最大限に活用するためには、スタートダッシュを決めなければ意味がありません。
内枠のデメリット
外枠のメリットは内枠ほどあまりないようです。ゴールまでの距離も遠くなるし、インコースでのポジション取りもしづらいです。強いて言えば、馬場状態の悪い場合でもそんなに影響はなく、比較的通常通りのレースが展開できることです。
外枠のメリット
内枠の最大のメリットには、第一にインコースをとりやすいことが挙げられるでしょう。インコースをとれるということは、それだけコーナーでも良いポジションを確保しやすいですし、なによりも外枠、アウトコースの馬に比べスタート~ゴール間の距離が一番近くなります。
つまり最短距離でゴールまで駆け抜けることができるのです。この内枠に一番適した脚質は逃げになると思われます。スタミナの心配される逃げ馬は、できるだけ最短距離でゴールに達したいからです。また逃げ馬がこの内枠を最大限に活用するためには、スタートダッシュを決めなければ意味がありません。
外枠のデメリット
逆に逃げ馬が外枠となると、アウトからインに向かわなければならないわけですから、まして18頭立ての重賞レースともなると、先頭でコーナーに入ることはかなり大変なことでしょう。コーナーでのポジション取りにも大きな影響を及ぼします。
逃げ馬が外枠になった時は、スタートダッシュが上手く切れるかによって、大きくレースの結果が変わってくると思われます。また、注目の大レースともなると、スタンドの声援が大きくなることが予想されます。外枠の馬はこの地響きのような声援をまともに受けることになり、気性が荒い馬などはレースに集中できないことが予想されます。

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